「研究室って、なんだかピリピリしてそう」「怖い先生がいて怒られそう」――。そんなイメージから、研究系の仕事に一歩踏み出せない人も多いかもしれません。ですが、実験補助や研究サポートの現場は、人見知りさんにとって意外と働きやすい環境です。
会話より“作業”が中心の仕事
研究室での一日は、サンプルの準備、測定、データの入力など、手を動かす作業が中心です。もちろん報告・連絡・相談は必要ですが、常に雑談を求められる接客業とは違い、黙々と作業に集中していても問題ありません。人見知りの人にとっては、無理に会話を盛り上げる必要がないため、精神的な負担が少なく感じられるでしょう。
コミュニケーションは“定型文+報告”がほとんど
実験補助で必要なコミュニケーションは、「おはようございます」「ここまで終わりました」「この数値で合っていますか?」といった、決まった内容がほとんどです。お客様対応や営業職のように、初対面の人と長時間話し続ける場面は少ないため、人見知りでも慣れればスムーズにこなせるようになります。
同じチームで長く働くから、徐々に打ち解けやすい
研究室のメンバーは、毎日顔を合わせる固定メンバーが中心です。メンバーが頻繁に入れ替わる職場と違い、少人数のチームで落ち着いて働けるのが特徴。最初はぎこちなくても、数週間〜数ヶ月一緒に仕事をしていくうちに、自然と距離が縮まっていきます。
人見知りだからこそ向いている一面も
人見知りの人は、周りをよく観察し、場の空気を乱さないよう気を配る傾向があります。この性質は、実験補助の世界では大きな強みです。例えば、先輩のやり方をしっかり見て真似できる、静かな環境を保てる、集中力を切らさずに作業に向き合える、などです。
また、派手さよりも「正確さ」「慎重さ」が評価されるため、目立つのが苦手な人ほど、実は研究室で信頼される存在になりやすいのです。
「人と話すのは得意じゃないけれど、コツコツ作業なら頑張れそう」――。そんなあなたには、研究室の仕事は決して怖い場所ではなく、むしろ居心地の良い職場になるかもしれません。