水質検査の仕事は何をする?検査項目・作業内容・必要スキルをやさしく解説
水質検査の仕事は「水の安全性や品質を数字で示す」ことが役割です。飲料水、工場排水、井戸水、プール、温泉など、私たちの生活はあらゆる場面で水に支えられています。その水が本当に安全かどうかを確認するのが、水質検査の仕事です。
この記事では、未経験の主婦の方や研究職パートを目指す方に向けて、水質検査の主な項目、1日の作業の流れ、求められるスキルをやさしく解説します。
水質検査で見る主な項目
検査機関や用途によって細かな違いはありますが、代表的な項目は次のようなものです。
- pH(酸性・アルカリ性)
- 濁度(にごりの度合い)
- 電気伝導度(イオンの量の目安)
- 残留塩素、アンモニア、硝酸などの化学成分
- 一般細菌・大腸菌群などの微生物
これらの結果を組み合わせて、「飲んでも大丈夫か」「環境基準を満たしているか」を判断します。
水質検査の1日の流れ
水質検査の現場では、ざっくり次のような流れで仕事が進みます。
- サンプルの受付・ラベル貼付
- 測定条件の準備(試薬調製、機器の立ち上げ)
- pH・濁度・導電率などの理化学項目の測定
- 細菌検査の培養準備
- 結果の入力・ダブルチェック
- 報告書の作成・発送
一つひとつの作業は地味ですが、「決められた手順を正確に守る力」がとても重要です。
どんな人が向いている?必要なスキル
- マニュアルに沿って正確に作業できる
- 記録をこまめに残すのが苦にならない
- 数字を見るのが嫌いではない
- コツコツ作業が得意
高度な数学力よりも、「決められた操作を毎回同じように再現する力」の方がずっと大事です。主婦の方であれば、料理のレシピ通りに計量・加熱する感覚に近いとイメージすると分かりやすいでしょう。
未経験から水質検査の仕事を目指すには
完全未経験でも、水質検査の補助業務からスタートできる職場はあります。求人票のキーワードとしては「理化学検査補助」「分析補助」「環境分析補助」などをチェックしてみてください。仕事に慣れてきたら、pH 計や分光光度計などの機器操作を教えてもらえるケースも多いです。
水質検査の経験は、食品工場や製薬工場、環境分析会社など、他の分野にも応用しやすいスキルです。将来の選択肢を広げる意味でも、“水の検査を理解している”ことは大きな強みになります。
「理系じゃないから無理」と決めつけず、まずは水質検査の世界がどんなものか、情報を集めてみてください。数字の裏側にある「安心・安全」を守る仕事にやりがいを感じられれば、きっと長く続けられるはずです。