XRDとはどんな分析?
XRD(X線回折)は、固体にX線を当てたときの回折パターンから、物質の結晶構造や種類を調べる分析方法です。アスベスト分析・材料評価・土壌分析などで活躍します。
原理をざっくり言うと
- 結晶中の原子が規則正しく並んでいると、X線が特定の角度で強め合う
- その角度の組み合わせが「指紋」のように物質固有のパターンになる
- 測定したパターンをデータベースと照合して、物質を同定する
作業の流れ
- 粉末試料を細かく砕き、ホルダーに詰める
- 装置にセットし、測定条件(角度範囲・ステップなど)を設定
- 測定後、得られた回折パターンを解析ソフトで評価
- 主要なピークから物質名を特定し、結果を報告書にまとめる
数学的な理論は難しく感じるかもしれませんが、現場レベルでは「きれいなパターンを再現するための前処理と条件設定」が重要です。コツコツと同じ手順を守れる人ほど信頼される仕事です。